FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

12月1日 お天気に誘われて

 「いい天気だね」とはまのさんから電話があり、キリのない家での雑用から逃れるように、昼過ぎに田んぼに。
 いぬぶせさんやにしやまさんも来てくれて、稲木の後片付けなどを行う。作業をしていると、汗ばむような温かい天気だった。

2010120114500000.jpg


 田んぼに行かなくても、農について思うことは多い。
 立ち返って思うのは、トヨウケといういのちの世界である。
 トヨウケは伊勢の外宮祭神で、アマテラスの台所神とかにまで狭められてしまったが、それは後世に政治がらみでそうなっただけで、トヨウケの世界は本来もっと深い。
 日々の食料は、人間に奉じ供されるものというよりも、人間こそがそれによって活かされている根源性である。
 食だけでなく、衣や住も同様だ。
 グルメやファッション、家屋など、われよしの方向だけだと、現在の伊勢の外宮の悲劇と同じで、つよいものがち権力に巻き込まれ、奉仕者とされ、いのちの世界から切り離される。本来のいのちの世界は、金の世界と変質し、食害、衣害、住害を引き起こしてゆくはめになる。
 田んぼに関わり続けるのは、そこらを感覚的にも体感的にも忘れないためだし、私のトヨウケとのまつりの場と思うからだ。 
  
 先日、YAEさんと会った。はじめて彼女の歌のライブも聞いた。自称「半農・半歌手」で夫君とともに農業もしているとのこと。二児の母ともなり、歌の声も力強くなってきたとの話しもあった。
 アフリカ的ともいえるリズム感もあり、地の底からの澄んだ元気な声という感じだった。

 欲望への奉仕としての農ならば、彼女のようないのちの輝きはでてこないだろう。農を通じて、いはばトヨウケという神に接しているところに、歌の力がでてくるのか。
 その母親の加藤登紀子さんが、先日開かれた「食と農林漁業の再生実現会議」(議長・菅直人首相)の委員に任命されていた。彼女のTwitterにも関連のつぶやきがアップされはじめた。
 この会議でなにが変わるものでもないだろうが、「再生」への方向模索には共鳴してゆきたい。

2010120113480000.jpg

 畑の草むらなどに残っていた万次郎南瓜を集めると一〇個ほどになった。
 これで今年の万次郎は終わりとなる。
 感謝。にしのさんが、南瓜授粉の一助と飼いはじめられた日本ミツバチの巣箱にもお礼に。

2010120114420002.jpg

 
 はまのさん宅でお茶をいただき、帰路はまのさんの畑に立ち寄り、熊の爪痕が残る柿の木に。鋭い爪あとが何カ所か残っていた。
 そろそろ熊も冬眠か。
2010120116170001.jpg

スポンサーサイト

comment

管理者にだけメッセージを送る

カレンダー
02 | 2019/03 | 04
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
プロフィール

さんぺい

Author:さんぺい
 毎日2時間ほど田畑にゆきたいな…

 不耕起水田で多品種の稲を育てていますが、機械なし、人力のみで、どこまで稲作ができるかの実験中でもあります。

最近の記事
月別アーカイブ
ブログ内検索
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。