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5月12日 田の草刈り

「田の草刈り」とタイトルを書いて、変に思われるだろうなと思った。

 田の「草取り」なら、田植えを終えて一週間後あたりから6月のこと。
 田の「草刈り」など、普通の水田農事にはないことである。
 田植え前は、トラクターや耕耘機で荒起こし、鋤き込みするのが田の草への対処であり、田の草を刈るなど、ありえない農事だからだ。

 のんぼ田は変な水田なのである。
 変だけど、それなりの論理もある。
 
 まず、不耕起農法である。
 不耕起だから、トラクターも耕耘機も要らない。
 極端にいえば、スコップ1本で行うことができる。
 耕さないことのメリットも大きい(はず)。不耕起の効能はあちこちのサイトにも書かれているはずだ。

 のんぼは、機械を購入したくない。購入するお金がないこともあるが、それよりも「自分の食べるくらいの米は、鍬一本でできる!」と自信をもって言い切りたい…という願望が大きい。

 一年で数時間しか使わない機械を100万前後で購入して、田んぼに降りることもなく、運転席にすわっての農作業など、損でもったいない思いがするものだ。
 田んぼで土にふれ、草や小動物と交流する、その安らかで豊かな時間を放棄して…、なんともったいない…と正直思う。
 
 本題にもどる。「草刈り」のこと。

 冬期湛水がこの冬も出来なかった。出来なかった理由は、まあ、いろいろ。
 今年は収穫後、ちゃんと対処しようと思っている。
 冬期湛水をすれば、草が押さえられるので、今日のような「田の草刈り」などする必要もない。

 しかし同時に、いろいろ考えが浮かぶものだ。

 草を田植え前まで大きくしておくのも、ひとつの選択肢ではないか…。冬期湛水ができず、草が繁茂したことへの言い訳的な部分も多いが、結構たくさんの草が収穫(!)できる。
 今日もかき集めて、まんじろうかぼちゃの草マルチに使ったが、いい肥料にもなる。冬期湛水していたら、その草など生産できなかった…わけだ。

 とか、いいわけ半分思いつつ、草刈り機で水田の草を払っていった。

 草刈り機の刃は、今日は鉄の回転刃をセットしたが、水にあたると回転がガクンと落ちる。水の抵抗力は半端ではない。満タン状態にしていた田んぼの水を急いで落とした。

 途中、にしのさんの軽トラが農道に止まったので、休憩。
 にしのさんに水の抵抗の大きいことを話すと、当然のことながら、にしのさんも体験ずみのこと。いまさらなにを…ということか。

 小生のなかでは、それなりに納得しながらの「草刈り」だが、周囲の草一つない水田を見ていると、やはり忸怩たる部分もあるものだ。いや、忸怩だけでなく誇りもあるという、ほこりまみれの複雑な心境でもある。


 二日間雨で田んぼにでられなかったことも痛かった。
 田植え前の作業が出遅れている。
 そんなじくじくした自分だが、にしのさんは「ちゃんとできてますな。田植えも大丈夫」と言ってくれるのがいい。そうかな?と思いながらも、そうかなと思い、まあいいかと、作業を続けた。

 3時間、連続で草刈り機を回転させる。腕がちょっとおかしい感じになった。
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さんぺい

Author:さんぺい
 毎日2時間ほど田畑にゆきたいな…

 不耕起水田で多品種の稲を育てていますが、機械なし、人力のみで、どこまで稲作ができるかの実験中でもあります。

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